株式会社カネシカ トップページ > 製品情報 > 職人仕上 植田モデル 本焼漆喰鏝
素材は本焼SK(鋼/はがね)材、厚みは0.3mmを使用。鋼の持つ腰の強さと壁材の伸びの良さを考慮し、
且つステンレス特有の「てかり」を抑えるため本焼にこだわりました。
※本焼仕様のため、ご使用後の防錆処理には充分にご注意下さい。
背金の先端部分を扇型に接合し、強度と安定性を高めています。加えて(株)カネシカが生み出した最新技術がこのレーザースリット。背金に波状のスリットを施し、腰の強さに加え、仕上げに必要な繊細なしなりを可能にしました。 また、各鏝のサイズにあった最適なしなりにこだわり、サイズ別にベストなしなりのスリットを施しています。
新たに投入されたのが「背金後端部バチ型固定」。
重みのある漆喰に対し、しっかりと押さえ圧を伝えるには、カシメ部を中心に前後の張りが衰えないこと。
カシメ後端部の背金のバチ型にこだわり、塗り付け押さえ能力が大幅にアップしました。漆喰の重みに負けないシゴキ・押さえ等の塗り付けから仕上・波消しまでを克服。シンプルな形状の背金にまで本焼ミガキ材にこだわり、機能だけではなくデザイン性にも独自の思い入れを感じる構造です。
15歳で左官の道に入り、22歳で新しい左官の世界をリードする久住章氏と出会い、共に修行されたいわば久住氏の一番弟子。特にこだわりの漆喰壁は、独自の漆喰・糊・スサの配合、独創的技法を駆使し、本格的なものはもちろん、これまでなかった新しい漆喰の表現をつくり出している。左官技法の伝承を願い、「左官を考える会」を設立・運営し、全国を飛び回り積極的な指導を展開。また、近年その熱意ある実行力は日本国内に留まらず、技術指導者として招聘されたドイツでも遺憾なく発揮されている。仕上げのバリエーションの豊富さは、飽くなき材料・道具へのこだわり・探究心が成し得る技。いつも驚きと感動を与えてくれる左官のエンターテイナー。